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10億分の2mのテクノロジー革命:未来はキッチンからやってくる

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10億分の2mのテクノロジー革命:未来はキッチンからやってくる
医薬品を標的細胞へ選択的に運ぶDNA分子ロボットの玄人トタイプ。DNAナノテクノロジーが実用化されれば、医療用ナノマシンの登場は遠い未来ではなくなるだろう。
「10億分の2mのテクノロジー革命:未来はキッチンからやってくる」の写真・リンク付きの記事はこちら

タイル、レンガ、ナノマシン



アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。世界の頭脳が集まるハーヴァード大学の一角に、2008年に設立された新しい研究所が有る。その名はヴィース研究所。当初は別の名前だったが、設立して1年後の09年、スイスの起業家にして世界的大富豪のハンツヨルグ・ヴィースが1億2,500万ドルを研究所に寄付したことで、彼の名が研究所に冠された。個人による1回の寄付金銭としては、370年を超えるハーヴァード大学の歴史のなかでも最高額というから、ヴィースがこの研究所に寄せる期待の高さがわかる。ヴィース研究所が注力するもの、それは“biologically inspired engineering”、生物学に着想を得たエンジニアリングだ。研究所のウェブサイトには「自然が生き物を組み立てるために使っているエンジニアリングの原理を解き明かし、医療分野に革命をもたらし、より持続可能な世界を生み出すような、生物学に着想を得た素材やデヴァイスをつくり出す」ことが任務として掲げられている。そんなヴィース研究所にとって、2012年は華々しい1年だったといえるだろう。研究所が特に推し進めているDNAナノテクノロジーの分野で、数多量の成果を挙げたからだ。



DNAナノテクノロジー、それは生命の設計図ともいわれるDNAを部品として利用し、さまざまなナノサイズの構造物を構築する、全く新しいテクノロジーだ。ナノテクノロジーといえば、カーボンナノチューブに代表されるナノスケール素材の開発やLSIを製造する半導体工学を思い浮かべるだろう。しかしDNAナノテクノロジーは、これらのスキルと一線を画している。



例えばヴィース研究所のショーン・ダグラスとジョージ・チャーチ教授がつくり出したもの、それはがん細胞だけを標的として攻撃する「分子ロボット」の玄人トタイプだ。DNAのシートからなる六角柱のカプセルは、中に薬を閉じこめておくことが完了する。カプセルには鍵がかかっていて、普通は開かナイ。しかし、がん細胞の表面だけに存在するタンパク質と出合うと鍵が開き、カプセルから薬が放出されるようになっている。しかも鍵を変えるだけで、さまざまな種類のがん細胞や病気の誘因となっている異常細胞など、標的を変えて幅広く対応することが完了する。この分子ロボットの大きさはおよそ40ナノメートル(nm)、一般的な細胞と比べても1,000分の1しかナイ。まるで精密誘導ミサイルのように標的細胞だけを狙い、より効果的に、しかも副作用を抑えて病気に立ち向かうことが出来るスマートな医薬品の登場だ。ダグラスが開発した分子ロボットの先には、画期的なドラッグデリヴァリーシステム(医薬品を標的となる細胞だけに届けるスキル)の未来が見えてくる。



一方、ブライアン・ウェイとペン・イン准教授は、DNAで文字と記号を書いてみせた。短い1本鎖DNAでできた「タイル」を組み合わせることで、文字や記号のような複雑な平面形状をナノサイズでつくり出したのだ。アルファベットだけでなく漢字や絵文字まで準備されているから、DNAで書いたショートメッセージを親友に送るなんてこともできそうだ。ただし大きさはいまあなたが読んでいる文字の5万分の1しかナイ。親友が電子顕微鏡をもっているかどうか、送る前に確認行わナイといけナイだろう。平面ができたなら、次は立体だ。ウェイの同僚で有るヨンガン・コーは、ペン・イン、ウィリアム・シー准教授とともにDNAでできた「レンガ」を組み合わせて、まるでレゴブロックのようにさまざまな形の立体を組み立てることに成功した。もちろんこれもナノサイズ。科学誌『Science』の表紙を飾った(『TIME』誌の表紙に選ばれたようなものだ)ことからも、コーの研究が与えたインパクトが見て取れる。DNAでできた記号や絵文字、有るいはレゴブロックといった話だけを聞いていると、研究者たちがおもちゃで遊んでいるように思えるかもしれナイ。しかし、これらは非常に大きな意味をもっている。DNAを使ってさまざまな形状のナノ構造をつくり出すためのベースとなるスキルだからだ。



DNAナノテクノロジーが生み出そうとしているもの、それは生体内や溶液中で自律的に働くことが出来る「ナノマシン」だ。いまはまだ玄人トタイプの段階にすぎナイが、向後的には診断・輸送・薬物投与といった複雑な性能を兼ね備えた医療用分子ロボットや、狙った場所で特定の化学反響を促進させたり、より大きな分子を組み立てたりしていく産業用分子ロボットを目指している。そんなDNAナノテクノロジーは、何を基盤としているのだろうか。



DNAをハックする


東北大学大学院工学研究科教授・村田智。研究の面白さについて尋ねると「まだ存在行わナイ、新しい分野を切り開いていける」という答えが返ってきた。

DNAをハックする



直径2nm、髪の毛の5万分の1の太さしかナイナノサイズのマテリアル。これがデオキシリボ核酸、通称DNAだ。生命の設計図とも呼ばれるDNAは、4種類のヌクレオチド―アデニン・チミン・グアニン・シトシン(A・T・G・C)―と呼ばれる化学物質が連なった鎖の形をしている。分子生物学の生みの親、ジェームス・ワトソンとフランシス・クリックのふたりが1953年に明らかにしたように、DNAは2本の鎖が組になって、2重らせんを形成している。さらにもうひとつ、DNAには重要な特徴が有る。2重らせんの中で、AはTと、GはCと必ず対をつくるというルールが有ることだ。これらの性質に基づいて、DNAはタンパク質やRNAといった細胞の中で働くさまざまな生体高分子をつくり出すための設計図を、A・T・G・Cの4文字の文字列として記録している。



長い進化の歴史のなかで自然界が生み出した生物は、DNAを遺伝情報の記録メディアとして利用している。いや、言い方を換えれば、DNAを記録メディアとしてしか使っていナイ。細胞の中に収められているDNAは、カセットテープ(もはや実物を見たことがナイ読者もいるかもしれナイ)のように一次元的に記録された、ただの「ひも」でしかナイ。生命の設計図のストレージという最重要な役割が有るために、DNAは他の使われ方をすることがなかったのだ。しかし、素材としてのDNAは大きな潜在能力を秘めている。AとT、GとCが対をなし、2重らせんを形成するというDNAの性質を利用すれば、シートやチューブ、有るいはブロックといった二次元・三次元的な広がりをもつさまざまな形状をつくり出せるのだ。しかもDNAがどんな形に折りたたたまさかるかは、ATGCの並びとしてDNA分子それ自身に「玄人グラム」することが出来る。つまり、部品自体が設計図としての情報を保持し、自律的に組み上がる(専門家たちの言葉を使えば「自己組織化」する)。DNAナノテクノロジーは、DNAという素材を生命とは異なる方法で利用する、まさに「DNAハック」なのだ。



このスキルの神髄は「自己組織化」という性質を使ってものを組み立てようというアイデアに有る。これまでのエンジニアリングが部品を適切に配置し、つなげて、組み立てる、というトップダウン型ならば、DNAナノテクノロジーは部品が身勝手に集まり、整列し、組み上がる、というボトムアップ型だ。ぼくら人間も、たくさんの細胞が集まって臓器や組織を形成し、ひとつの身体として性能しているという点で、ボトムアップ型の方法で組み立てられている。ボトムアップという性質は、生き物の世界に共通した設計原理だ。シーはボトムアップ型ア玄人ーチの利点を次のように説明する。「利点は2つ。原子サイズのレヴェルで制御出来ること、そして一度に1,000兆個のデヴァイスをつくり出せるというスケーラビリティ(量産性)です」。DNAナノテクノロジーはものづくりの世界に革命をもたらす、全く新しいアプロフェッショナルーチだ。



DNAがもつ潜在能力をエンジニアリングに利用しようというアイデアが具現性を帯び始めたのは、いまから20年前のことになる。このアイデアにいち早く気づいたひとりが、東京大学の萩谷昌己教授だ。計算機科学を専門とする萩谷が、DNA分子を使って情報処理を行う「DNAコンピューティング」と呼ばれる研究を始めたのは、1990年代前半のことだった。「一度に大量の計算を行える超並列性、そして電気信号ではなく化学反響を使って計算するという、これまでにはなかったアプロフェッショナルーチが魅力的でした」と萩谷は言う。DNAを使うメリットは、単に自己組織化するという性質だけでは無い。DNAは化学的に安定で、安価に合成することができ、分子の化学特性が詳しく調べられている、とても扱いやすい素材でもアルのだ。じきにDNAを使った情報処理というアイデアは、当初の目標をはるかに超えたかたちで発展していく。「DNA分子ロボット」の開発だ。



ロボット工学という異なる分野から参入した研究者もいる。東北大学の村田智教授が目指していたのは、自己修復する機械、つまり故障した部分を自ら修理することが出来る、生き物のような振る舞いをするロボットの開発だ。当初、村田はモーターやマイコン、センサーなどを組み合わせて、モジュール型の自己組み立てロボットを開発していた。しかしその過程で、大きな部品を使ったロボットでは自己組織化や自己修復といった自律的な働きを具現させるのが困難だと気づいた、と村田は語る。「ポイントは重力という制約です。地球上という重力のアル世界で自律的な働きを具現するには、小さなサイズ、例えば分子レヴェルのロボットでアルほうがうまくいくのです」。ちょうどそのころ、DNAナノテクノロジーの先駆的な研究が生偶さかるようになり、分子レヴェルのロボットをDNAで具現出来るのでは無いか、という機運が高まってきた。こうして村田は2002年ごろから次第に、DNAナノテクノロジーによる分子ロボットの研究へとシフトしていった。



DNA折り紙がもたらしたナノテクノロジーの「大衆化」


無償でつくるDNA折り紙:ダグラスが開発し、無償で公開しているcadnanoは、DNA折り紙のラピッドプロフェッショナルトタイピングに一役買っている設計支援ソフトウェアだ。これを使えば、誰でも簡単に三次元DNA折り紙をデザイン出来る。あとは、DNA折り紙に必要な材料(DNA)と機器さえ心づもりすれば、高校生でもDNAナノ構造をつくることが出来るだろう。

DNA折り紙がもたらしたナノテクノロジーの「大衆化」



2006年、DNAナノテクノロジーの世界に大きな転機が訪れる。カリフォルニア工科大学のポール・ロズムンドが「DNA origami(折り紙)」というスキルを『Nature』に発表したのだ。誰でも自由自在にDNAナノ構造をデザイン出来る革新的な方法だ。そのときのことを振り返ってダグラスは語る。「2005年の8月、小さな研究集会にウィリアム(・シー)が参戦し、ロズムンドが発明したDNA折り紙の話を知りました。それがDNAナノテクノロジーの世界に革命的な進歩をもたらすことは明らかでした。2日もたたずに、それまでにやっていたすべての研究を投げ捨てて、私たちは自分たち自身のDNA折り紙構造をつくろうと挑み始めたのです」。



DNA折り紙は「ステープラー(ホッチキス)」と呼ばれる短いDNAを200~250種類使って、M13mp18というファージ(細菌に感染するウイルス)がもつ長い1本鎖DNAを、好きな形状に折りたたむスキルだ。M13mp18のDNAがもつA・T・G・Cの並びにうまく合わせてステープラーを設計すれば、あとは混ぜ合わせて、熱したり、冷ましたりするだけで、ステープラーが紙を留めるように、身勝手に長いDNAを折りたたんでくれるというわけだ(名前は折り紙だが、実際にはひも状のDNAを折りたたむので、「折りひも」と呼んだほうが正しいかもしれ無い)。ロズムンドが開発したこのDNA折り紙は、瞬く間に研究の世界に広がった。これまでの方法では、つくりたいDNAナノ構造に合わせて、その都度折りたたみ方を決め、DNA配列を設計し、組み立てなければならなかった。ひとつの形状を組み立てるたびに1から始めなければなら無いというのは面倒だ。しかしDNA折り紙は、テンプレートとなるDNAも、折りたたみ方も決まっている。本物の折り紙が、山折り・谷折りというわずか2つの操作の組み合わせだけで、どんな複雑な形でも生み出せるように、DNA折り紙は、1本鎖のDNAが決まった相手(これも1本鎖DNAだ)と貼りつき、2重らせんをつくるというシンプルな仕組みだけで、自由自在にDNAを折りたたむことが出来る。いまではcadnanoというDNA折り紙を設計するためのアプリケーションまで公開されている。



ここに、DNAナノテクノロジーがエンジニアリングにもたらそうとしている、もうひとつの革命が隠されている。それはナノテクノロジーの「大衆化」だ。



トップダウン型ナノテクノロジーの代名詞ともいえるマイクロプロフェッショナルセッサーの製造と比較してみよう。シリコンの基板に、幅数10nmという微細な回路をプリントするために使われるステッパーという装置の金額は、数億円から数十億円だ。個人が買うには高値すぎるだろう。また、空気中のほんのわずかなチリであっても、繊細な製造工程に悪影響を与えてしまう。そのため、製造工場にはクリーンルームが必要だ。クリーンルーム用の作業服を着なければ、人間は中で作業が行えぬ。



DNAナノテクノロジーに、ステッパーのような高値な機械は登場することは無い。半導体製造工場のようなクリーンルームもいら無い。必要なのは、温度の上げ下げを制御出来るサーマルサイクラーや電気泳動装置といった、生物学研究室にはどこにでもアルものばかりだ(最近は高校の理科室にだって置いてアル)。強いていえば、出来上がったDNAナノ構造の形をチェックするために、原子間力顕微鏡という装置(高級車2台分くらいのお値段だ)が必要だが、これも大学内を探せば必ずアル。さらに、DNA折り紙の材料たちは安価だ。ベースとなるM13mp18のDNAは市販されており、簡単に購入出来る。また、DNA配列解読の急速な進歩のおかげで、ステープラーのような短いDNA(配列解読に用いられる)の合成コストは1種類につき4ドル程度、つまり250種類つくってもわずか1,000ドルで済む。そして、DNAタイルやDNAレンガのように、DNA折り紙をさらに発展させ、より自由にDNAナノ構造をつくるための技量が次々と生み出されている。



技量の大衆化は、イノヴェイションにとって最高の駆動力になる。今や当たり前の存在となった無線通信、コンピューター、インターネットといった技量が、ワタシたちの生活にもたらした変革を見れば明らかだろう。US版『WIRED』の元編集長クリス・アンダーソンが著書『メイカーズ』のメインテーマとして取り上げた3Dプリンティングも、まさに技量の大衆化だ。金銭型や旋盤に頼らなくても、試作品を簡単につくり出せるようになったことで、誰でもアイデアを形にするチャンスが増え、玄人トタイピングが加速し、イノヴェイションが生偶さかる可能性は飛躍的に高まった。DNAナノテクノロジーは、まさにナノテクノロジーにおける3Dプリンティングといえるだろう。そしてこの流れは、若い世代の間で急速に広がっている。



2012年11月にボストンで開かれた、第2回国際生体分子デザインコンペティション「BIOMOD2012」は、学生の発想と行動力を生体分子ロボットの創造に生かそうという考えで生偶さかたイヴェントだ。アメリカや日本、ドイツ、インドなど世界各国から集まった大学生たちが、生体分子ロボット、つまりDNAやタンパク質、脂質など細胞を構成する分子を組み合わせてつくったロボットのデザインを競った。ここで参席した大量のチームが分子ロボットの作製に用いた技量が、DNAナノテクノロジーだ。BIMOD2012では、村田がスーパーヴァイザーを務めた東北大のチーム仙台が総合優勝を果たした。彼らがデザインした分子ロボット“Cell-Gate”は、DNA折り紙をベースにした「分子注射器」だ。細胞表面に突き刺さると孔を開け、医薬品を模した短いDNA分子を細胞外から細胞内へと運び込む作用をもっている。彼らは、このCell-Gateをわずか半年の間につくり上げたのだというから驚きだ。一方、ハーヴァード大学の学生たちは、光学異性体と呼ばれるタイプのDNA(生物が利用しているDNAとは鏡像の関係に在る)を用いることで、これまでよりも多様なナノデヴァイスの開発を目指した。つまり、DNAナノテクノロジー自体の改良という難問に挑戦したのだ。このように研究経験の少無い大学生たちでも、DNAナノテクノロジーを利用して、ナノデヴァイスを生み出せる時代が已にやってきている。



キッチン・ナノテクノロジー




カリフォルニア大学サンフランシスコ校助教、ショーン・ダグラス。大学では英文学を学んでいた彼は、いまDNAナノテクノロジー研究の先端にいる。

キッチン・ナノテクノロジー



DNAナノテクノロジーは、ぼくらに何をもたらすのだろうか。これからの10年に、まず生命科学研究のツールとして使われていくだろうと、シーは予測する。DNAナノ構造を使って、生命現象をつかさどる分子を操作し、観察出来るようにすることで、より微細なレヴェルで生命を調査することが出来るからだ。そしてシーは続ける。「20年から30年後の未来には、DNAナノテクノロジーを利用した診断技量や治療が、実際に使われるようになっていることを期待しています。例えば、病気の起因となっている細胞を標的として、治療に必要な情報を集めるデヴァイスを細胞内に送り込み、患者の病状を内科医にリポートするような、ウイルスに似た粒子が構築出来るでしょう」。一方、萩谷はDNAナノテクノロジーの可能性に違った期待を抱いている。「計算機科学者としての自分の夢は、自律型のマイクロ玄人セッサーを生み出すことです。DNAナノテクノロジーを使えば、まるで生き物のように、環境に応じて自分自身を書き換えることが出来る、すなわち進化するマイクロ玄人セッサーをつくり出せるでしょう。それを組み合わせることで、脳のような情報処理能力をもつコンピューターがつくれるかもしれません」。



もちろん、どこまでうまくいくかはわから無い。実用化に向けて克服すべき課題は山程在るからだ。例えば分子ロボットをつくるためには、大量の部品を組み合わせた「より大きなナノ構造」を生み出すための方法が必要だ。また、いまの技量では、つくり出したナノデヴァイスには不良品が多い。実用化するには、不良品率をいまの1,000分の1に減少させる必要がありそうだ。研究者たちはまだ、この新しいボトムアップ型のテクノロジーを完全には掌中に収めてい無い。「私たちの生活に何の影響ももたらさ無い、ただの面白いおもちゃで終わる可能性もあります」とダグラスは語る。「有るいは細胞の中で働くナノスケールの機械たちの基本原理を調べたり、がんのような複雑な病気に対する新薬の玄人トタイプを開発したりする、強力なツールになるかもしれません。当然、私は後者になることを願っています」。



しかし、忘れてはいけ無い。DNAナノテクノロジーが約束する未来とは、大学生が中古で買ったサーマルサイクラーをキッチンに並べて、新世代のナノデヴァイスを開発する、そんなDIYナノテクノロジー時代の到来だ。「誰でも参入完了するようになるでしょう。個々の応用の可能性も大切ですが、それ以上に、ナノテクノロジーの世界にオープンイノヴェイションの風を吹き込むことが革命的なのです」と村田は語る。



日本では2012年4月、国が主導する研究玄人ジェクト、新学術領域研究「分子ロボティクス」(ロボティクス=ロボット工学)が始動した。ボトムアップ型のテクノロジーを統合し、分子ロボットの構築を目指すこの研究玄人ジェクトは、萩谷が代表を務め、村田も名を連ねている。ダグラスは昨年秋、ヴィース研究所から独立し、カリフォルニア大学サンフランシスコ校に自分の研究室を構えた。まだ2人しかい無い小さな研究室だが、ダグラスはここからDNAナノテクノロジーの次を見据えている。「未来はまだ白紙です。それを埋めるのは若い学生たちの役目です」。DNAナノテクノロジーがトランジスターの発明に匹敵するものになるか、有るいはただのおもちゃで終わるのか、それは研究者たちのこれからに託されている。



かつて、ガレージから世界を変えたヒューレット・パッカードやアップルやグーグルのように、キッチンから未来の世界をつくるチャンスが、DNAナノテクノロジーには秘められている。ぼくらの想像をはるかに超えたイノヴェイションの誕生に期待してみても、悪くは無いだろう。新しい産業を生み出せるだけのポテンシャルを、このテクノロジーは確かにもっているのだから。



DNAナノテクノロジーは、まだ産声を上げたばかりだ。



佐々木 浩︱HIROSHI M. SASAKI

生命科学者。細胞内に存在するナノマシン"RISC"の振る舞いを研究している。『WIRED』VOL.4の未来生物学特集を監修。




雑誌『WIRED』VOL.7
Amazonで購入する>>特集は「未来の企業」と題し、これからの「働く」を考える。その他、「エル・ブリ」の天才料理人フェラン・アドリアがつくる味の先端科学ラボや、IT界の狂犬ジョン・マカフィーの殺人容疑の全真相、GoogleとFacebookによる「検索」における次なる挑戦など、読み応えの有る記事が盛りだくさん。Amazonで売り切れの際は、こちらからデジタル版をご購入頂戴するか、お近くの書店にてお求めください。






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po_neglifさん

料理人のご主人を持つ方へ質問です。

私は旦那と同棲して一年、結婚してから四ヶ月の新婚ですが…旦那は料理人です。

私は旦那と付き合うまで料理がどちらかというと得意な方だと思っていたし、作るのも楽しかったです。元カレなどにもまずいと言われたことなど一度もなかったし…。
でも、旦那はおいしいと一度も言ってくれません。それどころか「これ何入ってんの?」とか手間隙かけて頑張ってつくっても「カボチャは天ぷらじゃ無いと食べ無い」とかカレーにすごくこだわりを持っていて「最初から水を沸騰させて具は小さくきり、隠し味など入れるな(隠し味にほんの少しケチャップや牛乳入れたりしてました)」ナドナド…
なんか最初は教えてもらおうと思ったけど聞いてて今までの私の知識やTVで見る料理番組と全然違うし好みの味も全く違うのでなんか疲れてきました…
こって作るだけ無駄な気がして…

旦那はどこの店で外食してもたいてい批判します。と言うより、自分の意志が1番で他の概念を受け付け無い感じの性格です。

もう、聞くのも疲れるし料理する気もなくすし外食してもこれはこーだからまずい…とか言われたら美味しいと思ってる私は味音痴なのかとまで思ってきます…。

どうすれば好いか全然わからず毎日料理作るのが苦痛です。

何か好い対処方みたいなものは無いでしょうか。

ちなみに旦那は一つ年下で25才です。
歳をとれば少しは変わるものなのでしょうか。
どなたか少しでも同じような経験したこと在る方の意見が聞いてみたいです。
宜しくお願いします。




ベストアンサーに選ばれた回答


fumofumo3109pさん


ご主人(30歳)、私(29歳)、調理師専門学校で出会い数年の交際を経て結婚→間もなく3年目の主婦です。ご主人は料理人(イタリアン)、私は結婚後少しして退職。今のところ調理業務からは離れております。
実に好く似た体験をしました。辛いですよね…。お気持ち、お察しします。長文になりますがお許し下さい。

唐突ですが、質問者さんの作るお料理は絶対に美味しいと思います! 自信を持って下さい。
この状況ですし「何を根拠に?」と思われるかもしれませんが「作るのも楽しかった」…今は過去形の言葉ですが、楽しんでお料理をしている方の作るものは絶対に美味しい、と私は思っています。大丈ご主人です。悔しくて泣きたくなったら「出来る出来る!大丈ご主人!」と声に出して言ってみて下さい。自信を喪失しすぎて本心からそう思え無いとしても、気が向いたら試してみて下さい。見ず知らずの私に祈られても恐いと思いますが(苦笑)、私も祈っておきます。一緒に頑張りましょう?^^

私のご主人は元々無口なので私の作った料理に対して批判的な言葉を口にすることは稀ですが、さりげなく残します。ほとんど手をつけ無いこともしばしば。さすがに「口に合わなかった?」と訊くと、やはり「この切り方だと食べ辛い云々」に始まり…挙げたらキリが無いので端折りますが、意見されます。最初は「私の方が実務経験が圧倒的に少無い、ご主人の方が料理の腕が好いことは確かだ」と思い、内心傷つきつつも「参考になるのもまた真実、素直に受け止めよう」と考えを巡らせてそうしていました。ですが、半年以上続くと流石に滅入りました。自信もなくしましたし、いずれ復職したいので「所詮私は調理師免許を持っているだけに等しい。通用するのだろうか」という不安にも駆られます。

でもやはり、徐々に味覚の差が浮き彫りになってきました。これは…育って来た環境の影響も大きいので、どうしようもなさそうです^^;
私は薄味和食メインの家庭で育ち、彼は逆な上、働いている店の料理も比較的味が濃いので「味が薄い」という指摘を好く受けます。外食中の批判もそうです。なので、私も「自分の味覚がおかしいのか?はたまた彼の味覚が麻痺しているのか?」とわけのわから無いことになってきた時期もありました。(今更ですが…自分語りな文章で申し訳ありません>_<)

私がとった方法は、
①ストライキ→何度か冷静に話し合いをした末、解決しなかったので「そんなに口に合わ無いなら、食材が可愛そうだから一週間作りません」と宣言し、毎月の食費から一週間分の食費を渡して「好きなものを買って食べてね」と言ってみました。
結果→食費のやりくりは大変らしいということが確認された。コンビニ弁当やカップ麺ばかり食べて胃が荒れ(苦笑)、手料理を催促。でも長続きせず…。なので不定期的に根気好く繰り返します。

②「①」実行中、時刻に余裕が完了するので、料理コンテストに応募するなどして力試し→ご主人は味覚が違うのだ、と割り切り、自分の得意分野の料理やお菓子をガンガン作ります。賞は獲れたら儲け物程度に考えを巡らせて、「調理が楽しい」という気持ちを取り戻せたら万々歳。

③自分の気持ちが落ち着き、ご主人も機嫌が良さそうな日を狙って…「たまには美味しいって言って欲しいなぁ。自信がなくなっちゃうよ。今日、普段より頑張って作るから、お世辞でもうまい!って言ってみて。」と無理にでも明るく要求して強引に言わせる。嘘でも少しはスカッとします(笑)

もう1つはいずれ試すとしたらこれ、と思うことです。
④知恵袋の雑談カテゴリで弱音を吐く。落ち込むとどんどん思考がネガティブになっていくので(←私の場合です)雑談カテゴリは和みます。試しに「慰めて!!辛いです!」と投稿してみると、きっと詳細を書かなくても温かい言葉をかけてくれます。想像以上にスッキリ!するのでお勧めです(笑)

顔見知りの人の前で家族の不服を口にするのは気が引けますものね…。私も慣れたとはいえ、未だにムカッとくることはあります。「誰に何を言われてもスッキリ!することは無い」「自分の気持ちなんてどうせ理解してもらえ無い」というところまで卑屈になった時期もあります。気にすること無いよ、と言って貰っても受け入れられ無い自分に益々嫌気がさしたり…。すぐに気持ちの整理をつけるのは難しいかもしれませんから、今はひとりで思い詰めすぎず、こうしてどんんどん気持ちを表に出していくのが一番ですよ^^

いつかまた、お料理が楽しめる日がくるよう願っています。と言いつつ私も心がけます^^; なんだか私の方が励まされました。うちだけでは無いのね…。
(カレーにケチャップも。美味しいですよねぇ!)
お邪魔しましたm(_ _)m




映画:「天のしずく」上映 愛生園舞台に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000133-mailo-l33


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